2番出口の前で店頭の箱型のせいろが四方から湯気を吹き出している。まるで山間の温泉場にある温泉饅頭屋の様だがココは浅草雷門。行き交う人々に褞袍を羽織った様な湯上り客などいるハズも無く、日本中はおろか世界各国からの観光客が、未だ肌寒い歩道に溢…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。